臨床研究個別プロジェクトコース紹介
Mental Health Research Courseについて
‘No health without mental health’(1)の標語と共にMental Health Research Course が発足してから10年余り、東日本大震災やCOVID-19パンデミックをはじめとした困難を経験する中で、メンタルヘルスの重要性はますます高まっています。健康の社会的決定要因 social determinants of health は近年のキーワードの一つであり(2)、従来の「医学モデル」(事象を個人のものとして捉える)に留まらず、「社会モデル」(事象を社会と個人の相互作用として捉える)の視点を持つことが欠かせなくなってきています。主に欧米の高所得国における研究をもとに教科書的な常識と考えられてきたことが、他の地域では必ずしも再現されないこともわかってきました(3)。2023年1月に創刊された Nature Mental Health誌では、公平なメンタルヘルスの実現のために神経生物学、精神薬理学、脳画像、疫学、介入型臨床試験、行動・認知療法、政策・経済学にまたがる幅広い取り組みが必要とされています(4)。
こうした複雑系のなかで困っている方と、我々は出会います。あるいは出会えていないこともあるかもしれません。決まった正解がほとんど無いような状況で、それでも一歩ずつ歩みを進めようとしています。Mental Health Research Course では、そのような試みの多様なあり方について参加者の皆さまと一緒に考えていきます。全体でのオムニバス講義と並列で分野別のグループ活動を行い、比較的若い世代の専攻医・大学院生と屋根瓦式に学び合うこともできます。学習や体験に関するニーズにはできるかぎり柔軟に対応し、プログラムの場が心理的に安全であるような運営を心がけております。研究に取り組んで学会発表や論文化を目指すもよし、病院の外のフィールドを見学するもよし、興味のある講義をつまみ食いするもよしです。皆さまが将来的にどのような専門に進むとしても、メンタルヘルスに関する何らかの肌感覚を持っていることがとても大切だと思っています。ご参加を心よりお待ちしております。
担当 | 宇野晃人 auno-tky@umin.ac.jp 熊倉陽介 kumakumakuma311@yahoo.co.jp 神出誠一郎 jind-tky@umin.ac.jp |
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- Prince M, et al. No health without mental health. Lancet. 2007 Sep 8;370(9590):859–77.
- Lund C, et al. Social determinants of mental disorders and the Sustainable Development Goals: a systematic review of reviews. Lancet Psychiatry. 2018 Apr;5(4):357–69.
- DeVylder JE, et al. Association of Urbanicity With Psychosis in Low- and Middle-Income Countries. JAMA Psychiatry. 2018 Jul 1;75(7):678–86.
- Craske MG, et al. From neural circuits to communities: an integrative multidisciplinary roadmap for global mental health. Nat Mental Health. 2023 Jan 17;1(1):12–24.
* Mental Health Research Course と関係の深い取り組みとして、医学のダイバーシティ教育研究センター(https://cdmer.jp/)主催の「医学のダイバーシティ&インクルージョン人材育成プログラム」がございます。興味のある方は、是非併せてご参加ください。申込みと詳細については、UTAS掲示板「お知らせ」の「東京大学医学部 医学科・健康総合科学科 学部学生向け教育プログラム」をご参照ください。
2024年度の活動予定
日時:月1回金曜日 17:30 - 19:00(昨年度から30分開始を早めました)
場所:クリニカルリサーチセンター(CRC)A棟1階 107ゼミ会議室
※天候・感染症の流行などの事情のため、オンライン開催に変更となる可能性があります
案内:メーリングリストやSlackに登録いただきます。
・初回オリエンテーション後、分野別の小グループでミニレクチャーや見学会を企画いたします。年度途中からの参加も可能です。
・月1回のミーティングでは上記レクチャーや見学の内容をふまえ、「そもそも論」に迫るような話題提供とディスカッションをしたいと思っています。参加者の皆さまのニーズに応じて、外部講師による講演も検討いたします。
4月26日(金) | 自己紹介と初回オリエンテーション: 参加者の方々とゆっくりお話しながら、それぞれの興味・関心に合った活動内容を考えていきます。学生・研修医の皆さまにとって話しやすい雰囲気づくりを心がけています。 |
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5月17日(金) | 特別講演: 柳下祥先生(疾患生命工学センター 構造生理学部門) https://sites.google.com/view/yagishita-group 脳科学における3つのトランスレーション(構造-機能、基礎研究-臨床、科学知見-市民知)について概説いただきます。 |
6月7日(金) | <臨床疫学>チームより話題提供 |
7月5日(金) | <脳画像>チームより話題提供 |
9月6日(金) | <思春期精神保健疫学>チームより話題提供 |
10月4日(金) | <脳生理>チームより話題提供 |
11月1日(金) | <基礎神経科学、分子精神医学>チームより話題提供 |
12月6日(金) | <社会精神医学と、精神的健康の社会的決定要因>チームより話題提供 |
1月10日(金) | <精神医学の哲学>チームより話題提供 |
2月7日(金) | (予備日) |
3月14日(金) | (予備日) |
※年度の後半の予備日については、参加者の皆さまと相談しながら内容を決めていきたいと思っています。
参加教室・参加教員の構成
本コースは精神医学教室が運営主体となり、こころの発達医学、リハビリテーション部、構造生理学、神経細胞生物学、神経生理学、臨床疫学・経済学、医学のダイバーシティ教育研究センターなど基礎から臨床まで幅広くメンタルヘルスに関係する研究を行っている教室に協力いただいております。
参加教室 | 参加教員 |
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精神医学 | 笠井清登、神出誠一郎、安藤俊太郎、榊原英輔、近藤伸介、市橋香代、池亀天平、熊倉陽介、金原明子、宇野晃人 |
リハビリテーション部 | 森田健太郎 |
こころの発達医学 | 金生由紀子 |
神経生理学 | 菅谷佑樹 |
神経細胞生物学 | 岡部繁男、水谷俊介 |
疾患生命工学センター 構造生理学部門 |
柳下祥 |
臨床疫学・経済学 | 康永秀生、山名隼人 |
医学のダイバーシティ教育研究センター | 里村嘉弘 |
東京大学バリアフリー支援室 | 切原賢治 |
東京大学ニューロインテリジェンス国際研究機構 | 岡田直大 |
過去の沿革
2010年初年度は、まず初回に参加者の皆さんの興味やニーズをお聞きし、全員にメンターをつけて、継続的にフォローする体制を整えました。また、学生さんの興味が他にもあった場合はmentor同士が連絡を取り合って柔軟に学生さんの希望にそえるようにしました。情報提供の方法としては、第一に、全員のメールアドレスをメーリングリストに登録し、様々な教育的な講演などの案内を頻回に流すようにしました。第二に、メンターを通じて、研究室への出入りや個別の勉強会への参加ができるように配慮いたしました。毎月1回土曜日の15時から全体のミーティングを行い、参加教室の紹介、教育的講演、Journal Clubを行いました。講演に関しては、学生さんの希望を聞いたうえで指導医がアレンジし、さらに講演内容も学生さんの要望を取り入れました。毎月学生や教官も含め10名くらいが集まりアットホームな雰囲気で開催しました。教育的講演の内容によっては、多くの方々に参加いただくこともありました。
2011年度には熱意ある教官と有志が集まって、NIHのvideo sessionを勉強しながら聞く試みも行いました。2012年度からは、より参加しやすいよう日時を金曜日18時と変更いたしました。後半にはLab tourも行い、教員も楽しみながら、研究室を訪問する機会を持ちました。2014年度は精神科臨床研究ミーティングと同時開催とし、実際に臨床の第一線で働きつつ、研究をすすめている教官や院生が参加しました。2015年度は精神科若手スタッフが中心となって、後期研修医も参加し、より充実した教育的コースに改変いたしました。
2016年度からは毎月1回金曜日19時からの勉強会に加えて、指導医、大学院生、後期研修医、初期研修医、医学生によって構成される研究チームに所属し、それぞれのチームミーティングに参加し、研究に取り組むことが可能となりました。本コースから、医学生や研修医を筆頭として学会発表や論文執筆へとつなげることができるようになりました。また、希望者には、指導医に同行して、精神科医療や地域精神保健の現場を見学実習する機会も提供していました。
2020年度から2021年度にかけては、COVID-19の感染拡大に伴い、Zoomを用いたオンラインでのミニレクチャーとディスカッションに形式を切り替えて開催しました。2021年度の感染が比較的収まった時期にはZoomとリアルのハイブリッド開催で実施しました。
2022年度以降はCOVID-19の感染が縮小傾向であったことをうけて、実地開催を再開しています。月1回の全体会と並列で分野別の小グループ活動を行いました。全体会では「そもそも論」大歓迎でディスカッションを行いました。小グループ活動では抄読会・研究室見学・地域での活動への参加などを柔軟に行いました。
5月12日(金) | ・自己紹介 ・オリエンテーションとして、以下のチームからフラッシュトークを行います。 ①脳画像(岡田、森田健太郎、森田進、その他) ②脳生理(切原、里村、多田、越山、その他) ③基礎神経科学、分子精神医学(神出、池亀、その他) ④精神医学の哲学(榊原、宇野、その他) ⑤臨床疫学(近藤、山名、金原、熊倉、澤井、その他) ⑥思春期精神保健疫学(安藤、藤川、その他) ⑦社会精神医学と、精神的健康の社会的決定要因に関する医学教育(熊倉、その他) |
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6月9日(金) | 【脳画像チームより話題提供】 |
7月14日(金) | 【脳生理チームより話題提供】 |
9月8日(金) | 【基礎神経科学、分子精神医学チームより話題提供】 |
10月13日(金) | 【精神医学の哲学チームより話題提供】 |
12月1日(金) | 【臨床疫学チームより話題提供】 |
1月12日(金) | 【思春期精神保健疫学チームより話題提供】 |
3月1日(金) | 【社会精神医学と、精神的健康の社会的決定要因チームより話題提供】 特別講演: 中森弘樹先生(立教大学 文学部 / 21世紀社会デザイン研究科 准教授) 「ポスト-後期近代社会の親密圏――<後期近代の二世たち>の問題を中心に」 |
5月20日(金) | ・自己紹介 ・オリエンテーションとして、以下のグループからフラッシュトークを行います。 ①脳画像(岡田、森田健太郎、森田進、その他) ②脳生理(切原、里村、多田、越山、その他) ③基礎神経科学、分子精神医学(神出、池亀、その他) ④精神医学の哲学(榊原、宇野、その他) ⑤臨床疫学(近藤、山名、金原、熊倉、澤井、その他) ⑥思春期精神保健疫学(安藤、藤川、その他) ⑦社会精神医学と、精神的健康の社会的決定要因に関する医学教育(熊倉、その他) |
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6月10日(金) | 柳下祥(疾患生命工学センター 構造生理学部門) ダイバーシティとインクルージョン社会に向けた基礎神経科学の社会論的転回・変革 |
7月15日(金) | 【脳画像】 |
7月23日(土) | サマーセミナー |
9月9日(金) | 【社会精神医学と、精神的健康の社会的決定要因】 ・特別講演 清野賢治(TENOHASI) 路上生活者・生活困窮者支援ーハウジングファーストの現場からー 武石晶子(世界の医療団) 誰もが治療を受けられる未来をー路上生活者に対するワクチン接種のアドボカシーの経験ー |
10月29(土) | リトリート |
11月4日(金) | 【脳生理】 |
12月16日(金) | 【基礎神経科学、分子精神医学】 |
1月20日(金) | 【精神医学の哲学】 |
2月17日(金) | 【臨床疫学】 |
3月10日(金) | 【思春期精神保健疫学】 |
5月14日(金) | オリエンテーション、自己紹介 |
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6月18日(金) | 分子精神医学入門(神出) |
7月2日(金) | メンタルヘルスとネイチャー(近藤) |
7月17日(土) | サマーセミナー |
9月10日(金) | PSYONs (Psychiatry-oriented neuroscientists) |
10月8日(金) | 国際思春期保健と東京ティーンコホート(安藤) |
10月31日(日) | リトリート |
11月12日(金) | 精神疾患のゲノム・エピゲノム解析(池亀) |
11月28日(日) | TICPOCシンポジウム |
12月10日(金) | 臨床疫学入門(山名)、臨床と研究の民主化(金原) |
1月7日(金) | 脳画像研究入門と学校精神保健(岡田) |
2月18日(金) | 精神医学の哲学と倫理(榊原)、光トポグラフィー(里村) |
3月11日(金) | 精神神経生理研究と思春期支援(切原、多田、森田) |
6月19日(金) | オリエンテーション、自己紹介 |
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7月3日(金) | 分子精神医学入門(神出) |
8月15日(土) | サマーセミナー |
8月29日(土)・30日(日) | 新学術領域若手合宿・領域会議(Zoom) |
9月26日(土) | リトリート(Zoom) |
10月23日(金) | 脳画像研究入門(岡田) |
11月20日(金) | 国際思春期保健と東京ティーンコホート(安藤) |
11月29日(日) | TICPOCシンポジウム |
12月18日(金) | 総合病院精神医学(近藤・井上) |
1月8日(金) | 臨床と研究の民主化(金原) |
2月19日(金) | 臨床疫学入門(山名) |
3月19日(金) | 震災支援(荒木) |
5月10日(金) | オリエンテーション |
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6月7日(金) | A,B |
7月5日(金) | C,D |
8月2日(金)・3日(土) | 精神神経科サマーセミナー(MHRC参加推奨) |
9月13日(金) | E |
10月5日(土)・6日(日) | 精神神経科リトリート(MHRC参加推奨) |
11月1日(金) | A |
12月6日(金) | B |
1月10日(金) | C |
2月21日(金) | D |
3月13日(金) | E |
5月18日(金) |
オリエンテーション |
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6月29日(金) | ミニレクチャー 「研究の最初の一歩」 講師:金原明子先生 東京大学附属病院精神神経科 ミニレクチャー 「論文を探す・読む・まとめる」 講師:山名隼人先生 東京大学大学院医学系研究科 ヘルスサービスリサーチ講座 特任助教 各プロジェクトから計画の発表 |
7月13日(金)、14日(土) | 精神科サマーセミナー(MHRC参加推奨) |
9月21日(金) | 講演 「行動変容をうながすヘルスコミュニケーション」 講師:奥原剛先生 東京大学大学院医学系研究科医療コミュニケーション学分野助教 ミニレクチャー 「学校における自殺対策の現状」 講師:金田渉先生 帝京大学医学部精神神経科学講座助教 グループワーク 「学校に掲示する『自殺対策啓発ポスター』の制作 」 |
10月19日(金) | 各プロジェクトからの進捗報告 |
11月16日(金) | 講演 「北海道浦河町ひがし町診療所の取組」 講師:ひがし町診療所 川村敏明先生(院長)、高田大志先生(PSW)、泉祐志先生(PSW)、木村貴大先生(PSW)、塚田千鶴子 先生 (Ns) |
1月25日(金) | 講演 「公衆衛生大学院留学とグローバルメンタルヘルス、精神科医療の役割について」 講師:大熊彩子先生 東京大学医学部附属病院精神神経科 |
2月22日(金) | 臨床疫学チームからの進捗報告 「救急車で来院した自殺未遂者の後方視ケースシリーズ」 発表者:松原丈二、増田康隆、青木智乃紳、小畑聡美、熊倉陽介、山名隼人、市橋香代、近藤伸介 ミニレクチャー 「自殺について」 講師:近藤伸介先生 東京大学医学部附属病院精神神経科 ミニレクチャー 「死にたいと向き合う」 講師:熊倉陽介先生 東京大学大学院医学系研究科精神保健学分野 |
3月15日(金) | 進捗報告 「ピアサポートについて」 発表者:藤原実咲さん 思春期コホートチームからの進捗報告 「利他的な行動を賞賛されることが思春期児童に及ぼす影響」 発表者:田中正純、西村久明、長岡大樹、倉持菜々美、清野知樹、森田正哉、安藤俊太郎 |
5/12(金) | オリエンテーションとプロジェクト紹介 |
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6/16(金) | ミニレクチャー「研究の最初の一歩」 講師:金原明子先生 |
7/29(土) | 精神科サマーセミナー(MHRC参加奨励) |
9/8(金) | 初期研修医発表「VBMの手法を用いた統合失調症の画像解析について」 発表者:熊谷友梨香先生(初期研修医) ミニレクチャー「MRI研究について」 講師:岡田直大先生 |
10/27(金) | 初期研修医発表「日本、英国に学ぶ長期疫学研究の展望」 発表者:永野渓舟先生(初期研修医) 学生発表「思春期におけるうつ徴候の遺伝的影響」 発表者:相澤隆寛さん(M2) ミニレクチャー「東京ティーンコホート研究について」 講師:安藤俊太郎先生 |
11/25(金) | BESETO(MHRC参加奨励) |
12/8(金) | 講演「みて聴いて感じる地域連携~より良い当事者支援のために~」 講師:清野知樹先生(吉祥寺病院) |
1/12(金) | 学生・初期研修医発表「ステロイド誘発性精神障害 ~当院リエゾンコンサルト患者における症例検討~」 発表者:高橋優輔さん(M2)、八木優子さん(M2)、緒方優先生(初期臨床研修医) |
2/23(金) | 講演「価値のシナプス神経基盤と精神医学研究の今後について」 講師:柳下祥先生(東京大学大学院医学系研究科 疾患生命工学センター 構造生理学部門 助教) |
3/16(金) | 学生発表「統合失調症におけるミスマッチ陰性電位振幅の減衰」 発表者:長谷川友宏さん(M2) レクチャー「論文を探す・読む・まとめる」 講師:山名隼人先生(東京大学大学院医学系研究科公共健康医学専攻 臨床疫学・経済学) |
6月17日(金) 19時〜 |
「研究ことはじめ」 清水夕貴さん(M4)・金原明子 |
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7月8日(金) 19時〜 |
「うつからのリカバリー〜リカバリーセンター始動からの学び〜」 相澤隆寛さん(M1)・川上 慎太郎 「精神分析的人格理論の基礎」 秋山果穂さん(M3)・榊原英輔 |
9月16日(金) 19時〜 |
「医学生・研修医向け『臨床』研究入門 〜大規模データベースを用いた臨床疫学研究の紹介〜」 山名隼人先生(臨床疫学教室) |
10月21日(金) 19時〜 |
「気分障害・統合失調症のエピジェネティクス」 緒方優先生(初期研修医) |
11月18日(金) 19時〜 |
脳画像コラボ企画「MRIとNIRS―臨床応用に向けた脳イメージング研究」 「構造MRI・NIRSを用いた機械学習による大うつ病・双極性障害の診断について」 福沢紘揮さん(M3) 「思春期における環境及び性格傾向と脳構造の相関への準備(Tokyo teen cohort)」 森俊輔先生(初期研修医) 「NIRSを用いたうつ病の異種性の検討にむけて」 庄司昴先生(初期研修医) 「MRIの研究について(MRI/NIRSの相補的利用も含む)」 岡田直大 「近赤外線スペクトロスコピー(NIRS)の基礎と応用」 榊原英輔 |
1月20日(金) 19時〜 |
「精神科医療現場における暴力を考える」 出渕弦一先生(後期研修医) 「発達障害検査入院についての質的な調査について」 大熊彩子先生(初期研修医) |
2月17日(金) 19時〜 |
「サイコオンコロジー 〜がん患者の精神的ケア〜」 平山貴敏先生(国立がん研究センター中央病院精神腫瘍科) 「がん患者を対象とした精神療法」 清水研先生(国立がん研究センター中央病院精神腫瘍科) 「サイコオンコロジー事始め」 内富庸介先生(国立がん研究センター中央病院精神腫瘍科) |
3月3日(金) 19時〜 |
MHRC今年度の振り返り |
4月24日(金) 18時~ |
1st meeting オリエンテーション |
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5月29日(金) 18時~ |
2nd meeting 「医療と司法と福祉のはざま」 司会 熊倉陽介先生 ○司法精神医学に関する疑問点 澤井大和(東京大学医学部医学科M3) ○【討論】宅間守精神鑑定書を振り返る 植田太郎 (社会福祉法人巣立ち会) ○医療観察法による医療の実際 永田貴子(東京大学大学院医学系研究科公共健康医学専攻、国立精神・神経医療研究センター) ○累犯障害者を福祉・医療に繋げるチャンスを探る 石浦朋子(東京大学医学部附属病院精神神経科 精神保健福祉士) ○刑事施設出所後の居住・生活支援とメンタルヘルス 的場由木(NPO法人自立支援センターふるさとの会、首都大学東京大学院人間健康科学研究科看護科学域) |
6月19日(金) 19時~ |
3rd meeeting 「生物学的研究—Translatability を求めて」 司会 田宗秀隆先生 菅谷佑樹先生(神経生理学;狩野研) 柳下祥先生(構造生理学;河西研) |
7月22日(水) 19時~ |
4th meeting 「シナプス研究:精神疾患研究との接点」 司会 水谷俊介先生 岡部繁男先生(東京?学?学院医学系研究科神経細胞?物学分野 教授) |
9月18日(金) 19時〜 |
5th meeting 「計算論と精神科」 司会 森田進先生 1. 合原 一幸先生(東大生産技術研究所)ご講演 「カオスと脳科学(仮)」 2. 岸野 文昭さん(東大病院初期研修医2年次) 「統合失調症と計算論~古典学説からのアプローチ(仮)」 3. 浮田 純平さん(東大医学部5年生) 「統合失調症と計算論~computational psychiatryからのアプローチ(仮)」 |
10月21日(水) 17時30分〜 |
6th meeting 「触法少年の精神療法」 青島多津子先生(リラ溝口病院) ご講演 |
11月13日(金) 18時〜 |
7th meeting 「身体疾患患者の心理支援」 花村温子先生(埼玉メディカルセンター) ご講演 |
12月9日(水) 18時〜 |
8th meeting 司会 熊倉陽介先生 特別講演「緩和ケア領域のコンサルテーションリエゾン」 小川朝生先生(国立がん研究センター東病院精神腫瘍科) |
1月8日(金) 19時〜 |
9th meeting 司会 田宗秀隆先生 特別講演「精神科 × ジェネラリスト × 医学教育」 須藤博先生(大船中央病院 副院長・内科部長) |
2月12日(金) 19時〜 |
10th meeting 司会 水谷俊介先生 特別講演「DSM登場の前後で臨床はどう変化したか」 神尾聡先生(JR東京総合病院メンタルヘルス・精神科部長) |
5月16日(金)18時~ | 1st meeting 初回打ち合わせ 教育講演 「私たちのしていることは患者さんのためになっているか?」(金原明子先生 東京大学医学部精神神経科) |
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6月20日(金)18時~ | 2nd meeting 特別講演「臨床疫学研究入門」 (康永秀生先生 東京大学大学院医学系研究科公共健康医学専攻 臨床疫学・経済学 教授) |
7月18日(金)18時~ | 3rd meeeting 特別講演 「日常臨床の疑問から研究へ」(安藤俊太郎先生 東京大学医学部精神神経科) J-club 初期研修医 木内さん |
7月26日 (土) | BESETO(MHRC参加奨励) |
8月 | 精神科サマーセミナー(MHRC参加奨励) |
9月19日(金)18時~ | 4th meeting 特別講演「こころの読み方、声の聴き方。 ~このピア・カウンセラーはどうやってこころと向き合っているのか~」(黒川常治さん グラフィックデザイナー・メンヘラガイド・啓発活動家) |
10月17日(金)18時~ | 5th meeting 「薬物療法に関する研究デザインの検討」(市橋先生 東京大学精神神経科) 「研究紹介」(柳下祥先生 東京大学大学院医学系研究科疾患生命工学センター 構造生理学部門 助教) |
11月28日(金)18時~ | 6th meeting 精神神経科 より 教育的講演「統合失調症の早期支援の研究について」(多田真理子先生 東京大学精神神経科 J club宇野さん |
12月19日(金)18時~ | 7th meeting 特別講演「子育て支援とメンタルヘルス」(門脇裕美子氏 宮城県東松島市 保健福祉部 子育て支援課 技術主任兼保健師) |
1月16日(金)18時~ | 8th meeting 「精神科専門研修医と語って考える、今後の精神医学・精神医療」 (田宗秀隆先生 水谷俊介先生、森田進先生 東京大学精神神経科) |
2月20日(金)18時~ | 9th meeting 特別講演「質的研究」(能智正博先生 東京大学 大学院教育学研究科 臨床心理学コース) |
3月20日(金)18時~ | 10th meeting 特別講演 「認知行動療法」(榊原英輔先生 東京大学精神神経科) 「精神疾患の遺伝学的研究?」(垣内千尋先生 東京大学精神神経科) |
4月26日(金)18時~ | 1st meeting 打ち合わせ |
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5月17日(金)18時~ | 2nd meeting J-club 宇野さん 教育講演 「緩和ケア概論」(荒木) 「グループワーク」 (市橋香代先生) |
6月28日(金)18時~ | 3rd meeeting J-club 水谷さん 特別講演「発達障害の画像研究」(山末英典先生) |
7月26日(金)18時~ | 4th meeting 特別講演「青年期向けこころの病予防推進プログラムの紹介」(Light Ring 石井さん) |
8月23-24日 | 精神科夏期セミナー (MHRC参加奨励) |
9月14-15日 | 若手合宿 (MHRC参加奨励) |
10月25日(金)18時~ | 5th meeting 講義「Less is More」(荒木) |
11月29日(金)18時~ | 6th meeting 傾聴ワークショップ (Light Ring) |
12月20日(金)18時~ | 7th meeting 特別講演「1.これからの生活保障の話をしよう ~ドヤ街からみる社会階層と精神疾患~ 2.せん妄診療のコツ ~安心して入院できる病院作り~」(熊倉先生) Journal Club 大塩さん |
1月31日(金)18時~ | 8th meeting 特別講演「臨床心理学について」(岡村由美子先生) Journal Club 宇野さん |
2月28日(金)18時~ | 9th meeting 今年度のまとめ |
3月28日(金)18時~ | 10th meeting 特別講演「身体疾患患者の心理とその支援-チームアプローチにおける心理支援の実際」(鹿児島大学大学院臨床心理学研究科 臨床心理学専攻 中原睦美 教授) |
5月9日(水) 17時30分~19時 |
1st meeting 打ち合わせ |
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6月1日(金)18時 | 2nd meeting J-club 今村さん 清野さん 光トポグラフィー 解説&実演 (西村幸香先生) |
6月22日(金)18時 | 3rd meeeting J-club 大塩さん 特別講演「チーム医療とPSW」(金原明子先生) 「保健センターについて」(大島紀人先生) |
9月6日(木) | 4th meeting 特別講演「医療コミュニケーション」(福田正人先生) |
8月23日~25日 | サマーセミナー(MHRC参加奨励) |
10月5日(金)18時 | 5th meeting 特別講演「就労支援と就学支援」管心先生 「神経生理学教室」 菅谷佑樹先生 J-club 井上さん |
11月24日(土) | PhDリトリート(MHRC参加奨励) |
12月21日(金)18時 | 6th meeting 特別講演「シナプス刈り込みに関わる遺伝子スクリーニング系を開発」 東京大学大学院医学系研究科神経生理学分野 助教 上阪直史 先生 J-club 浅井さん |
1月18日(金)18時 | 特別講演 東京大学大学院 医学系研究科国際保健学専攻 発達医科学分野 教授 水口 雅 先生 J club 荻本さん |
2月22日(金)18時 | 教育講演「統合失調症とその治療について」笠井先生 J club 佐藤さん 岸野さん 研修プログラム 再考 大塩さん |
3月15日(金)18時 | 教育講演「精神科医と基礎研究」神出先生 |
5月28日 16:00 |
1st meeting 打ち合わせ会議 |
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6月25日 15:00 |
2nd meeting Journal Club 担当者 初期 森田さん 教育的講演 「震災支援について」 荒木 |
7月23日 15:00 |
3rd meeting Journal Club 担当者 M4 三角さん 教育的講演 「チック障害と関連疾患―強迫性と衝動性」金生由紀子先生 |
9月24日 15:00 |
4th meeting NIH video session Journal Club 担当者 M1 廣瀬さん M2 井上さん |
10月22日 15:00 |
5th meeting NIH video session 研究紹介 神経細胞生物学 岩崎・石田先生より 教育的講演 「ワークライフバランスとこころの健康」島津明人先生(精神保健学) Lab tour 神経細胞生物学 水口先生 Journal Club 担当者 M4田宗さん |
11月26日 15:00 |
6th meeting NIH video session Lab tour 精神保健学 千葉さん Journal Club 担当者 M2 岸野さん M3今村さん 教育的講演 「社会精神医学~臨床・研究・政策を行来する~」 西田淳志先生(東京都精神医学総合研究所) |
12月10日 15:00 |
7th meeting NIH video session Lab tour 精神医学(八幡) Journal Club 担当者 M3清野さん こころの発達医学(桑原) |
1月14日 15:00 |
8th meeting Lab tour 分子精神医学(岩本) 疾患生命工学センター構造生理学(柳下) Journal Club 担当者 M2 大塩さん |
2月25日 15:00 |
9th meeting Lab tour 心療内科学 教育的講演 尾藤晴彦先生(神経生化学) 「神経可塑性と回路構築を制御するCaMK情報伝達系 -ニューロンとシナプスの階層を結ぶロジックを求めて-」 |
3月24日 15:00 |
10th meeting まとめ |
6月5日 | 打ち合わせ会議 1st meeting |
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6月26日 15時 | 2nd meeting 教室紹介① 精神医学(笠井)構造生理学(柳下)分子精神医学(岩本) Journal Club 担当者 M1 井上さん M3 三角さん 教育的講演 八幡憲明先生(精神神経科) |
7月3日~4日 | 若手研究者合宿(精神医学教室主催) |
7月31日 15時 | 3rd meeting 教室紹介② こころの発達診療部 神経細胞生物学 Journal Club 担当者 M2 清野さん 教育的講演 鈴木友理子先生(国立精神・神経医療研究センター) |
8月26日~28日 | 精神科 夏季セミナー |
9月11日 15時 | 4th meeting 教室紹介③ 心療内科 精神保健学 神経生理学 Journal Club 担当者 M2 今村さん 初期 杉浦さん 教育的講演 伊勢田 堯先生(都立松沢病院) |
10月23日 15時 | 5th meeting Journal Club 担当者 M2 今村さん 初期 杉浦さん 教育的講演 小川朝生先生(国立がん研究センター) |
11月6日 | 大学院リトリート(精神医学分野) |
11月27日 15時 | 6th meeting Lab tour; 精神保健学 神経細胞生物 構造生理学 Journal Club 担当者 M1 大塩さん |
12月4日 15時 | 7th meeting Journal Club 担当者 M3 常盤さん Lab tour; 心療内科 教育的講演 島津明人先生(東京大学大学院医学系研究科精神保健学分野) |
1月15日 15時 | 8th meeting Lab tour;分子精神医学 神経生理学 精神医学 Journal Club 担当者 初期 村山さん |